国内トップクラスの透明度を誇る鳥取県岩美町の浦富海岸。
入り組んだ入り江に点在する島々、洞窟群、お魚達・・・・・。
私たちが少し足を踏み入れるだけで広がる別世界がここにあります。
楽しみ方はふたつ。
スノーケルなら道具は水中メガネ、スノーケル、フィンの3点だけ。
SUPならパドル片手にボードに乗って。
さぁ神秘の青い世界へ・・・・・・。
〔Tottori Blue〕
鳥取の海の青は、珊瑚礁の海の青とちがい、少し緑がかってくすんでいる。その色は、プランクトンやバクテリアが浮遊する豊穣な海の色。クリアじゃないけど豊かな海の色、それが鳥取ブルーなのだ。
写真集「Tottori Blue」(2010:今井出版)あとがきより
※当日の海の状況によって場所を変更することがあります
城原海岸 (しらわらかいがん) / 鳥取県岩美郡岩美町田後
浦富海水浴場から西へ3キロ、田後の集落を抜けたところで絶景が忽然と広がる。
かの島崎藤村もこの地を訪れ絶賛したという。陸から沖へと連なる5つの島々は「菜種五島」と呼び、世界ジオパークに認定された「山陰海岸ジオパーク」の代表的な見所のひとつとされている。この島々の周辺の海中景観は山陰海岸国立公園の海域公園地区に指定され、スノーケリングの絶好のスポットとなっている。
また、遊覧船やカヌーでも、藤村が言った「神秘の幽境」を間近に楽しむことができる。
※当日の海の状況によって場所を変更することがあります
山陰海岸ジオパーク http://sanin-geo.jp/
東は京都府(京丹後市)から、兵庫県(豊岡市・香美町・新温泉町)、鳥取県(岩美町・鳥取市)に広がる山陰海岸ジオパーク。
山陰海岸ジオパークの最大の特徴は、「地形・地質の博物館」と呼ばれる変化に富んだ地形や地質。ここでは約2,500万年前にさかのぼる日本海形成に関わる火成岩類や地層、日本海の海面変動や地殻変動によって形成されたリアス式海岸や砂丘、多彩な海岸地形など、貴重な地形・地質遺産を数多く観察することができる。
また、これらを背景とした生き物や人々の暮らし、文化・歴史に触れることができる地域でもあり、ジオツーリズムを通じた自然遺産の保全と地域活性化につながる活動を展開中。
山陰海岸ジオパークは、2010年10月に「世界ジオパークネットワーク」に加盟が認定された。